髙嶋の茶道録

茶道に関する記事が中心ですが、様々なことに言及するブログです。

着物でやってみた

 おはようございます。今回の記事は11月12日に行われた開炉の茶事の内容です。


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掛け軸は清巌宗渭筆「懈怠比丘不期明日(げたいのびくみょうじつをきせず)」。

基本的な話

 茶事とは以前の記事でも書きましたが、露地、待合、茶室を整え、お食事とお茶を楽しむことです。流れは初炭-懐石(点心)-濃茶-薄茶となります。普段の茶事は亭主は一人なのですが、今回は二人亭主でした。


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茶室の全景。

次客の役割

 今回の茶事で私は次客でした。次客には正客ほどではありませんか役割があるようで、正客のサポートが主です。私はこれまでの茶事で三客や四客が多かったのですが、初めて次客になって役割の多さに改めて気付きました。

 昼食は先生が点心を作って下さいました。


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今回の昼食。


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胡麻麩に味噌だれを付けると……。盃には如空が注がれている。


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先生が作って下さった椀物。


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主菓子は亥の子餅だった。開炉の茶事には亥の子である。

着物で茶事

 今回の茶事では最初の露地から最後まで着物で臨みました。着物を着ているという感覚があまりありませんでした。以前の記事で着物で稽古をした内容を書きました。あれから着物の練習を数えるほどですがしました。そして10月の総合茶会にも着物で行きました。男性の着物の帯の結び方は貝の口が主なのですが、割と難しいです。姉弟子の一人に着付けが出来る方がいるので精力的に学びたいです。


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着物の筆者。中立にて。


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姉弟子に直して頂いた帯。


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中立後の茶室。


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花はブルーベリーの照葉、椿。


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今回の干菓子。


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莨盆。今回も用意されただけで結局のところ使用されなかった。

 

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