髙嶋の茶道録

茶道に関する記事が中心ですが、様々なことに言及するブログです。

茶事・茶会

出鼻挫かれる初釜2024

おはようございます。2024年の初詣は自宅に近い蕪嶋神社とJR本八戸駅の近くにある法霊山龗神社に行きました。いつものようにおみくじを引くのですが、興味深いことに両方とも末吉で恋愛の欄は「感情を控えよ」とありました。職場の方を好きになりつつあるの…

着物でやってみた

おはようございます。今回の記事は11月12日に行われた開炉の茶事の内容です。 掛け軸は清巌宗渭筆「懈怠比丘不期明日(げたいのびくみょうじつをきせず)」。 基本的な話 茶事とは以前の記事でも書きましたが、露地、待合、茶室を整え、お食事とお茶を楽しむこ…

釘付けと缶詰め

おはようございます。前回の記事の最後で書きましたが、総合茶会の後で出身高校の文化祭に行きました。クラス展示を拝見しましたが、例年通りのクオリティの低さと粗い部分が悪目立ちしていたので観たいとは思いませんでした。特に誤字が目立ったので来年以…

傘に秋を告げる雨

おはようございます。一雨ごとに秋の近付く気配がしています。今回は9月26日の稽古記録と10月1日に行われた八戸市総合茶会の記事です。 今回の床。掛け軸は小林太玄筆「○心月輪」(円相しんがちりん)。花は矢筈芒(ヤハズススキ)、秋明菊(シュウメイギク)、雁…

遠出の茶会

おはようございます。今回は5月20日に行われた裏千家青森支部80周年記念茶会等についての記事です。 非日常への誘い 今回の茶会の場所は平川市にある猿賀神社でした。平川市には専門学生の頃に何度か訪れたことがありましたが、猿賀神社には初めて行きました…

新しい一歩へと

こんにちは。今回は4月16日に行われた裏千家青森支部の茶会の続きと18日の稽古記録です。 前回の振り返り 今回の稽古ではお茶会の復習を兼ねた練習をしました。前回の記事でも書きましたが、今回のお茶会は今年の勅題が「友」だったので銘に「友」がついたお…

いよいよ最終盤

こんにちは。私が稽古場に来るなり先生が弟の話をしていました。なんでも先日ホテルで祝賀会があって弟がそこで鮫神楽を舞ったのですが、その場に先生が居合わせたのです。先生は彼が短期間で独舞を習得したことを褒めて下さいました。 さて今回は4月11日の…

出番消える初釜2023

おはようございます。今回は1月15日の初釜についての記事です。 良い1年のスタートに 私がお世話になっている社中の初釜は社中のメンバーが一同に会してお茶事形式で行います。お茶事というのは初炭-懐石(点心)-濃茶-薄茶という流れになります。お点前を分け…

新しい季節の始まりと茶事、茶会の日々

こんにちは。11月から翌年の4月までが炉の季節といわれるのですが、その中でも最初に行われる炉開きは「茶道のお正月」といわれるほど重要なイベントです。 今回は11月1日の稽古と3日の炉開き、6日に行われた裏千家だけの茶会についての内容です。 正月の準備…

八戸市総合茶会2022

おはようございます。今回は前回の最後にお知らせさせていただいた通り、10月2日に行われた総合茶会の内容です。今回の茶席のテーマは昨今の情勢を踏まえて「平和」でした。そのため、主菓子も白鳩をモチーフにしたものでした。 今回の床。掛け軸は尾関宗園…

初めての本懐石と二度目の風炉の茶事

稽古茶事の話