おはようございます。今回は5月20日に行われた裏千家青森支部80周年記念茶会等についての記事です。
非日常への誘い
今回の茶会の場所は平川市にある猿賀神社でした。平川市には専門学生の頃に何度か訪れたことがありましたが、猿賀神社には初めて行きました。そこには神社だけではなく、公園や浴場、宿泊施設等も兼ね備えたさるか荘という建物もありました。
私は姉弟子方と現地で合流したのですが、最寄りの弘南鉄道津軽尾上駅からは歩いて20分近くかかりました。駅を発って現地に着くまで長閑な風景が続いていました。聞こえてくるのはラジオの音だけで、私の祖父母宅がある三戸郡階上町と同じくらい寂れていました。
貴重な経験
現地に着いて受付をした後で薄茶席に入りました。お道具やお花の説明をして頂いたのですが、私には分かりませんでした。きっとそこまで頭は回らなかったのです。その後で点心席でお弁当を頂きました。
食事の後で移動をして学茶席に行きました。今回は野点でした。晴れた空に岩木山の見える良い場所で頂いたお点前は普段のそれよりも美味しく感じ、気持ちも少しだけ晴れて良かったです。弘前大学医学部と柴田学園の学園さんたちがお点前をしていました。
さるか荘に戻り、濃茶席に入りました。濃茶席では男性がお点前をしていました。このような光景を見て私も早く着付けを習得してその方々のように着物でお点前が出来るようになりたいと思いました。
今回の茶会は大変貴重な経験の数々でした。とても勉強になりました。同年代は一人も見かけませんでしたが、それなりに楽しかったです。
男のロマンへ
姉弟子方と別れて私は猿賀神社から弘前へ移動しました。弘前からは普通列車の青森行きに乗りました。私が次に向かった場所は八甲田丸でした。青森に行った折に行きたいと念願した場所の一つがそこです。八甲田丸は展示物が私の思ったよりも多く、見るのには時間がかかりました。帰りの電車を1本見送ってまで堪能した八甲田丸はすごく勉強になりました。時間に制約があった中で遣り繰り出来たひとときでした。