髙嶋の茶道録

茶道に関する記事が中心ですが、様々なことに言及するブログです。

年に一度の学び直し

 おはようございます。この連休中は普段通り仕事でしたが、今年は割と私がやりたいことを出来たのではないのかと思います。地元の鮫神楽を見に行って妹や弟の舞っているところを目の当たりにしたり、空いている時間で自炊や茶道の練習をしました。それでも気持ちは晴れないことが多かったですが……。

 さて今回は5月9日の稽古記録です。


f:id:teaturbo97:20230509211301j:image

掛け軸は大亀老師筆「薫風自南来」(くんぷうおのずからみなみよりくる)。爽やかな風が南から吹いてくるという意味で、新緑の爽やかな香りがしてきそうだ。香合は波車蒔絵。

今年最初の

 今回から風炉の稽古になりました。5月から10月の末まで風炉の季節です。いつものことながら、前回まで炉の稽古をしていたこともあってか簡単なお点前でも失敗する部分が多かったです。

 今回の稽古で使った棚は端午の節句に因んで矢立を模した桑小卓というものでした。久しぶりの小棚とはいえ少しずつ風炉に体を戻していきたいです。また、お花は八角蓮でした。八角蓮は初めて見ましたが、葉の下に隠れている花です。白くて可愛らしいです。先生が下から見えるようにと籠の掛け花入れに生けていました。風炉になると籠の花入れが使えるそうで、花入れは加茂川籠というそうです。

f:id:teaturbo97:20230515084553j:image

花は八角蓮と都忘れ。