髙嶋の茶道録

茶道に関する記事が中心ですが、様々なことに言及するブログです。

春の終わりだった

 こんにちは。気が付くと4月も終わり。新しい季節が目と鼻の先にあるので鍛錬はしていきたいです。

 さて今回は4月25日の稽古記録です。


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掛け軸は東文洋筆「花開萬国春」(はなひらくばんこくのはる)。花は著莪(シャガ)。香合は都鳥。

気持ちをこめても

 今回で炉の稽古は最後でした。季節の移ろいが今年は早く感じられ、春が過ぎて初夏を迎えようとしています。点てる濃茶に大きな変わりはなくても、床の間や街並みは新しい季節を告げていくものです。茶道には「一期一会」という考え方があります。一期一会とは茶道の言葉で「二度とは来ない今のこの瞬間や出会いを大切にする」という意味です。学校茶道(以下学茶)では味わえなかったものを今回の炉の季節で味わうことが出来た私は幸せ者です。

 今回のお花は著莪でした。以前の記事で姫著莪の写真を載せたことがあったので名前を伺った時に思い出せました。

 姫著莪の写真が載った記事はこちらからもご覧いただけます。

teaturbo97.hatenablog.com