髙嶋の茶道録

茶道に関する記事が中心ですが、様々なことに言及するブログです。

八方塞がりの中で

 おはようございます。本年も宜しくお願い致します。個人的な話になるのですが、2024年は私を含めて9の倍数の年齢になられる皆さんが八方塞がりというわけで正月からあまり調子が上がりませんでした。というのも毎年のように高島暦を書店で買うのですが、それによると今年はどうやら難しい1年になりそうです。

 今回は1月9日の稽古記録です。

手桶の稽古

 今回は初めて手桶の稽古をしました。手桶の水指は蓋が割蓋になっていて、扱いが少し面倒だと思いました。

 手桶には様々な種類がありますが、私が稽古している社中では朱色の手桶でした。

 冬場の稽古になると、塩笥という形のお茶碗が登場します。塩壺を小さくしたようなお茶碗で、胴がふっくらとしていて口が小さいのが特徴です。筒茶碗と同じようにお茶が冷めにくいということのようです。

 最後になりますが、今回の震災で被災された皆様にお見舞い申し上げます。


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今回の床。掛け軸は藤井誡堂筆「寿山万髙」(寿山万髙し)。


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今回は竹に松、梅、千両(センリョウ)。お正月の取り合わせである。