髙嶋の茶道録

茶道に関する記事が中心ですが、様々なことに言及するブログです。

出鼻挫かれる初釜2024

 おはようございます。2024年の初詣は自宅に近い蕪嶋神社とJR本八戸駅の近くにある法霊山龗神社に行きました。いつものようにおみくじを引くのですが、興味深いことに両方とも末吉で恋愛の欄は「感情を控えよ」とありました。職場の方を好きになりつつあるので成就出来るように……。

 さて、今回は1月21日の初釜の記事です。

果たせぬリベンジ

 今回の初釜で私は薄茶点前をすることになりました。この話は前回の稽古(1月9日)が終わった後で先生から頂きました。思えば昨年の初釜は薄茶を点てる予定はあったもの、脚の痺れと悪天候で機会は失われました。あれから約1年の月日を経てその機会を頂いたのです。意外なことに姉弟子の一人は私が悔しがったことを覚えていたようです。

 迎えた当日は生憎の悪天候で、結局私は渋々スーツで行くことになりました。


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待合の掛軸。細合喝堂筆「龍騰萬里雲」。


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今回の床の間。小林太玄筆「和敬清寂」。


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向かって左側には炭が置かれている。


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香合は中里太郎衛門窯「唐津龍の絵」。

新年会

 今回の初釜は最初に濃茶、薄茶を頂き、その後で懐石を頂く段取りになりました。

 最初の濃茶は先生が点ててくださいました。年に1度の機会なので勉強になりました。次に薄茶を頂きました。最初に私が三碗点てました。今回は長板一つ置きでした。私が持っている本で事前に確認はしたものの、準備が足りませんでした。要所要所で間違えました。

 一通り終わった後で昼食を頂きました。今回も先生が点心を振る舞ってくださいました。

 今回の初釜は昨年叶わなかった薄茶点前が出来た一方で着物での参加が出来なかったので半分だけリベンジを果たした形になりました。次回こそは着物を着こなしてのお点前をして完全にリベンジを果たしたいです。


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花は山茱萸(サンシュユ)と藪椿(ヤブツバキ)。


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今回の干菓子はとらや製「推古」だった。


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釜は高橋敬典造「政所平丸釜」。


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今回の昼食。年始ということもあり甘酒も振る舞われた。

 2023年の初釜の記事はこちらからもご覧いただけます。

 

teaturbo97.hatenablog.com