おはようございます。今回は1月15日の初釜についての記事です。
良い1年のスタートに
私がお世話になっている社中の初釜は社中のメンバーが一同に会してお茶事形式で行います。お茶事というのは初炭-懐石(点心)-濃茶-薄茶という流れになります。お点前を分けてすることもありますが、今回は先生が全部行いました。先生のお点前で一服頂くという機会はなかなかないので、貴重なことでした。
今回は兎年ということで茶室の前には兎の置きものが飾られてありました。
今回は11時半からの開始でした。初炭手前の後で昼食を頂きました。今回も昼食は仕出し弁当でした。
昼食の後で主菓子に花びら餅を頂きました。初釜ではいつも花びら餅を頂くのですが、何故そうなのか調べてみました。私が拝見した記事では、起源は平安時代に遡るのだそうです。日本で茶の湯(茶道)の文化が始まったのが室町時代半ばなのでかなり以前からあるということになります。その後時代はかなり進み、明治時代に11代玄々斎宗匠が京都御所に食事を納めていた川端道喜に依頼して作られたのが始まりと言われているようです。
悪天候か脚の痺れか
いつもの茶事では主菓子を頂いた後で一度退席するのですが、今回は主菓子を頂いてすぐに濃茶を頂きました。その後で先生が続き薄と言って濃茶の後で続けて薄茶を点てるお点前をしました。
その際に当初半東をしている姉弟子の一人と代わり水屋で薄茶を点てる予定でした。しかし、出番はありませんでした。この日は日中雪が降っており、初釜を早めに終わらせたい先生の考えがあったように思われます。また、私が脚を痺れさせてしまったことも要因として考えられます。
次回こそはスーツや袴を着ても脚が痺れないようにしたいです。