髙嶋の茶道録

茶道に関する記事が中心ですが、様々なことに言及するブログです。

夏限定のお点前1 葉蓋

 こんにちは。7月になりました。最近は暑い日が続き至る所でクーラーや冷房の付いているのですが、風邪を引くのであまり好きではありません。前回の稽古が終わってから風邪を引いてしまいました。ハウスダストと冷房が原因だと思います。幸いなことに執筆時点で咳だけなのですが、早めに治したいです。

 今回は7月4日の稽古記録です。

基本の振り返り


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掛け軸は藤井誡堂筆「直帰大海作波涛」(じきにたいかいにきしてはとうとなる)。香合は糸巻。


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花は玉咲下野(タマサキシモツケ)、夏椿(ナツツバキ)、靫草(ウツボグサ)。

 裏千家には夏だけするお点前がいくつかあり、今回は葉蓋の稽古をしました。葉蓋というのは水指の蓋の代わりに葉っぱを使用する11代玄々斎が考案した涼を楽しむ薄茶点前のことです。使う葉は毒のないもので水指の蓋にほどよい大きさのものでなければならないので私の先生は蕗の葉を使用しています。また、葉蓋は棚を使わない運びの稽古なので基本動作の復習になりました。しかし、運びの稽古なので定期的にしないと割とミスが多くなります。

 昨年は総合茶会に向けての稽古が主だったので2年ぶりでしたが、体が少しだけ覚えていたので復習にはなりました。