髙嶋の茶道録

茶道に関する記事が中心ですが、様々なことに言及するブログです。

夢の途中と夢のあと

 こんにちは。先日家族に黙って中学生の体育大会を観に行きました。ボランティア仲間のお子さんがバスケットボール部のキャプテンをされていると親御さんから伺っていたのです。試合は終始相手に押されていた印象がありました。点差は詰めていたものの、3点シュートが効果的に見えました。私も中学時代は勝負の世界に身を投じていたので敗れた者の痛みが分かります。

 さて今回は6月20日の稽古記録です。


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掛け軸は長谷川寛州筆「水上青々翠」(すいじょうせいせいたるみどり)。花は京鹿子(キョウカノコ)、春先秋明菊(ハルサキシュウメイギク)、都忘れ(ミヤコワスレ)、月見草(ツキミソウ)、舞妓山紫陽花(マイコヤマアジサイ)。香合は蜑小舟香合。

学茶の話から

 今月の稽古で使用した水指は硝子で出来た緑色でした。同じ道具で稽古をする学茶では見られない綺麗な水指でした。

 今回の稽古の前後で先生から学茶(学校茶道)について質問がありましたので私の知っている範囲で回答しました。無知だった部分もありましたが、答えられたので良かったです。

全国大会への憧れ

 稽古当日の地元紙に八戸市の中学校体育大会の記事が掲載されていました。私はこの夏の大会を「市中体」と呼ぶのですが、先生は「中体連」と呼んでいます。世代によって違うと思いました。

 私は中学時代は水泳競技に参加していたのですが、何度か走る陸上競技や気持ちが切り替えられそうな団体競技と違い水泳はタイム決勝の一発勝負です。それはシビアで美しいものでした。結局のところ私はその3年間で全国大会という経験はありません(県大会はリレーの補欠で経験あり)でしたが、改めて全国大会に行った方の話を聞くと憧れが湧いてくるのと同時に行けなかった後悔を抱きます。茶道には全国大会というものが無いのは残念ですが、発達障害を持つ私が出られる全国大会があるなら話は伺ってみたいです。