髙嶋の茶道録

茶道に関する記事が中心ですが、様々なことに言及するブログです。

釘付けと缶詰め

 おはようございます。前回の記事の最後で書きましたが、総合茶会の後で出身高校の文化祭に行きました。クラス展示を拝見しましたが、例年通りのクオリティの低さと粗い部分が悪目立ちしていたので観たいとは思いませんでした。特に誤字が目立ったので来年以降は粗々の無いように努めていただきたいものです。

 さて今回は10月3日の稽古記録です。


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今回の床。掛け軸は立花大亀筆「掬水月在手」(みずをきくすればつきはてにあり)。花は矢筈芒(ヤハズノススキ)、秋明菊(シュウメイギク)、雁金草(カリガネソウ)白藤袴(シロフジバカマ)、黄蓮華升麻(キレンゲショウマ)、台湾杜鵑草(タイワンホトトギス)、桜蓼(サクラタデ)。

五行棚の季節

 10月は五行棚の季節です。五行棚とは玄々斎好みの棚で、中置のお点前なのだそうです。この棚は不思議なもので、陰陽と五行を一つの棚で表しているのです。土風炉を用いて木(竹)の棚、炭(火)、釜(金)、湯(水)で「木火土金水」というのです。

 今回から五行棚を使った稽古でした。引き続き長緒茶入の続き薄でした。長緒を内側に入れる動作がありますが、上手に輪を結ぶことことが出来ないのです。