髙嶋の茶道録

茶道に関する記事が中心ですが、様々なことに言及するブログです。

初めての本懐石と二度目の風炉の茶事

 こんにちは。今回は5月22日に行われた稽古茶事について書きます。私としては昨年7月以来の風炉の茶事でした。茶事とは露地、待合、茶室を整え、料理を作って配膳し、お茶を点てるといったことを基本的に一人でしなければいけないそうです。

初入りから中立まで

 茶室に入る際に、露地に行って手を清めました。神社の手水の扱い通りに手を清めます。茶室に入った後で正客が挨拶を済ませ、その後で懐石でした。

 初めは少量に見えたのですが、食べていくうちに量が多くなっていたのには驚きました。また、私はその場で初めて日本酒を頂きました。リンゴのシードルもその際にいただきました。昼食はとても美味しかったです。

 食事の後は主菓子をいただきました。季節の趣向が感じられるお菓子でした。写真は取り忘れてしまいました。主菓子をいただいた後で、中立といって一度茶室から退室しました。

中立から最後まで

 再度茶室に入る後入りまで濃茶の準備をしていました。後入りを済ませて私たちは濃茶をいただきました。その次に薄茶をいただいたのですが、薄茶点前の際に私の出番がきました。

 私は今回の茶事も薄茶を3人分点てました。直前の稽古を体調不良で休んでしまいましたがそれを感じさせない点て方だったと思います。

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写真はイメージ(2022年5月16日撮影)

 今回の茶事も割と無事に終わって良かったと思います。

茶事を通して思うこと

 私は今回の茶事の中で思ったことがあります。それは、もし私に弟弟子や妹弟子がいたらということです。今の私のいる社中では私が最年少で一番下です。しかしもし私の同年代やもう少し若い人が弟弟子や妹弟子でいたらと思うと、私も教える立場になることでしょう。そこで私はこれからも上手になりたいと改めて誓いました。