髙嶋の茶道録

茶道に関する記事が中心ですが、様々なことに言及するブログです。

少しずつ深まる秋に

 こんにちは。今回の稽古の前の週末に地元の鮫神楽があり、その翌日の地元紙にはそれを習っている妹のコメントが掲載されていました。少なくとも地元紙の掲載は彼らにとって励みになることでしょう。

 さて今回は10月18日の稽古記録です。

「久しぶり」のオンパレード


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今回の床。掛け軸は小林太玄筆「○心月輪」(円相しんがちりん)。今回の花は花寄せで活けたもの。秋明菊(シュウメイギク)にブルーベリーの照葉を添えた(写真中央下)

 今回の稽古も中置でしたが、今回は急遽濃茶の稽古をしました。濃茶は7月以来していませんでした。久しぶりということもあり忘れていた部分もありました。茶入を反時計回りに回して拭く作法があるのですが、茶入を釜の方向に傾ける時の角度が難しかったです。

 こちらも久しぶりでしたが、花寄せをしました。茶室で花を活けることですが、華道との違いは剣山を使わないということです。花が野に咲いているように活けることで自然に近い感じにするのだそうです。花寄せは美的センスが問われるといいます。

 初めの人(正客)は真の花入(写真真ん中)に活けるそうです。今回私が正客の役目だったので真の花入に活けました。この花入は活ける花が限られているそうで、その花を先生から教わりました。後は添える枝か花を選ぶだけなので今回は意外と簡単でした。

 私は写真中央の花入に活けました。楽しかったです。

 最後になりますが、今月の稽古から新しいメンバーが入門しました。最年少に変わりは無いので今以上に励んでいきたいです。