髙嶋の茶道録

茶道に関する記事が中心ですが、様々なことに言及するブログです。

茶箱のまとめ

 おはようございます。今年は4年ぶりに八戸三社大祭が行われました。私の住む鮫町は青年会が数年ぶりに三社大祭の中日に山車を運行させていましたが、正直なところ嬉しいものでは……。

 さて、今回は8月8日、22日、29日の稽古記録です。


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8月8日の床の間。掛け軸は小林太玄筆「瀧 直下三千丈」(たき ちょっかさんぜんじょう)。香合は団扇。


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花は糸芒(イトススキ)、桔梗(キキョウ)、高野白玉(コウヤシラタマ)。花入は氷柱。


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8月22日の床の間。掛け軸は小林太玄筆「瀧 直下三千丈」(たき ちょっかさんぜんじょう)。香合は団扇。


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花は桔梗(キキョウ)、高野白玉(コウヤシラタマ)。花入は加茂川籠


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8月29日の床の間。掛け軸は小林太玄筆「瀧 直下三千丈」(たき ちょっかさんぜんじょう)。香合は団扇。花は吾亦紅(ワレモコウ)、秋明菊(シュウメイギク)、定家葛(テイカカズラ)。花入は蛇の目筒。

茶箱の基礎

 8月8日の稽古で茶箱点をしました。その際は卯の花点というお点前をしました。卯の花点は茶箱の基本なのだそうです。2021年以来の茶箱でしたが、体が覚えていたのでスムーズに出来ました。

 茶箱点は茶箱と水があると簡単に点てられるお点前です。姉弟子方は茶箱の道具の出し入れから飯事のようだと言っていました。

 この日の花入は氷柱でした。暑い日には涼を求めるために使用され、寒い時期には季節の趣として使用されるのだそうです。

茶箱にお盆

 8月22日の稽古では雪点前をしました。茶箱には様々なお点前があり、前回の卯の花点や次回の月点前があります。今回の雪点前はお盆を使います。お盆を使った茶箱の稽古は初めてでしたが、難しかったです。

難しいと感じること

 8月29日の稽古では月点前をしました。月点前では木据とウグイスと呼ばれる道具を使います。こちらも初めてでしたが、少しずつ慣れていきたいです。

 8月の稽古ではいずれの回も冷茶でした。冷茶は普段のお茶よりも泡が立たないのですが、水の入った薬缶の中の氷が溶けるほど稽古場は暑かったです。