髙嶋の茶道録

茶道に関する記事が中心ですが、様々なことに言及するブログです。

幻が遠い九月を

 おはようございます。早いもので9月になりました。9月は私の生まれた月なので割と好きなのですが、ここ数年は何処か気乗りがしません。最近は中学校の頃の同級生が彼らどうしで結婚したという話を時折聞くものです。19日に26歳の誕生日を迎えるので年々その辺りは少しずつプレッシャーになっていると思います。

 さて今回は9月5日の稽古記録です。


f:id:teaturbo97:20230920193626j:image

今回の床。掛け軸は小林太玄筆「○心月輪」(円相しんがちりん)。花は桜蓼(サクラタデ)、秋明菊(シュウメイギク)。香合は琉球塗の丸香合。

流し点

 今回は初めて流し点をしました。流し点は亭主とお客様が1対1で行うお点前のことで、大人数でするお点前ではありません。この日は久しぶりに柄杓を使いました。一ヶ月で割と忘れてしまう部分が多かったので柄杓の扱いは振り返りながら点てていきたいです。

 今回の花入は虫籠でした。朝晩はほんの少しですが何処か過ごしやすくなってきたので虫の音を聞くと風情を感じるものです。